イタリアにむかって愛をさけんでみた。 - フィレンツェ:君のために出来ること

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フィレンツェ:君のために出来ること

2012年9月イタリア旅行 その48


この旅も、もう終わってしまいます。さびしい。



歴史ある建築物や芸術に触れたりしなくても、
自然の作り出した美しい絶景を見たりしなくても、
普段の生活の一部のように町をぶらぶらするだけでこんなにも幸せを感じるなんて。
どんだけ好きなんだよーもうめちゃくちゃ大好きなんだよー
なんて、一人でイタリアへの愛を噛みしめるのに大忙しだな最終日は。








2012年イタリア旅行、最後の観光はフィレンツェの【捨て子養育院美術館】

ドゥオーモからすぐのサンティッシマ・アンヌンツィアータ広場にありました。
その広場には何度か行ったことがありますが、この美術館に入るのは初めて。
セルヴィ通りから見えるドゥオーモの姿が好きなんです(一枚目の写真)








ママさんが仕事で使う資料にこの捨て子養育院が出てきたそうです。

美術館は2階からですが、建物に入ってすぐの回廊から静けさに包まれてました。
1階にあるいくつかの部屋では講義が行われてかなりの人でごった返していましたが、
2階の美術館はとても静かで(人もちらほらぐらい)ゆっくり見ることができました。
ここの職員さんはどなたもとても穏やかで、
美術館で時々みかける厳格そうな方々は一人もいなかったなぁ。

入口のおじいさんは『ゆっくり見てってくださいねー』と声をかけてくれて、
温泉地にある可愛い民芸品店かと思うぐらい入りやすかったです。
帰りもニコニコしながら見送ってくれたりと、なんかすごくゆったりしてました。




ここは名前の通り捨て子を育てる施設だったわけで、建物の中には宿舎や食堂などの施設がありました。
飾られている写真には当時の様子が写っていて、ここで多くの子供が過ごしていたことが分かります。
自分の子供につけた目印や手紙などもありました。

時はルネッサンス。メディチ家と多くの芸術家によってフィレンツェの町は華やかに彩られていても、
そこは大都市だけに、富裕層と貧困層との差が生まれこういう施設が必要になってしまう現実もあるんですね。
最悪な結果を未然に防ぐ一手としてこの養育院があっただけまだこの町は子供たちにとって救いだったのでしょうか。

このヨーロッパ最古とされるこの養育院にきて、ママさんはいまの自分の仕事に置き換えて考えることがとても多かったのだと思います。

この捨て子養育院の入口の脇には【捨て子のための回転扉】がありました(上の写真)
この院に匿名で子供を預けるための扉です。
その扉の中には、子供達の父母へむけた手紙を養育院の方々が入れていたそうです。
”私達養育院の職人はこの子を育てるお手伝いをしているのです。
貴方が育てられるような環境が整ったとき、いつでも子供を迎えにきてください”
そんな内容が書かれていたそうです。
この院が、その手紙が、子供を捨てなければならなかった父母の方々の、
なによりもその子供たちの救いであってほしいと、遥か時を経て強く思いました。
そしてそれは遥か昔のことだけではなくて、いままさに現代の、そしてこれからのことでもあるのだなぁと。
歴史を学ぶものは今を知るもの。
今年の旅の最後に、
とても多きなものをこの町からまた教えてもらったねぇとママさんと熱く語りあいました。


ホテルに戻る前に、最後にもう一度行きたいところがあったので少し寄り道。


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